CedynaNews

今月のコラム
世界のにぎわい市場
No.15

日 本 編

6月

沖縄

第一牧志公設市場

第一牧志公設市場

 第一牧志公設市場は、戦後の闇市を1950年に那覇市がまとめ、市営の牧志公設市場としたのが始まり。1969年に第二牧志公設市場が開設され、牧志公設市場から第一牧志公設市場と改名しました。建物の老朽化による建て替えで閉鎖していましたが、2023年3月にリニューアルオープンしました。
 市場内には沖縄らしいカラフルな魚やカニ、エビ、貝、アグー豚や石垣牛などの精肉、新鮮な野菜や南国のフルーツが並び、那覇市民の台所として親しまれています。1階の店舗で購入した食材を2階の食堂で調理してもらい食べることができる「持ち上げシステム」というサービスは、手軽に沖縄の食文化に触れることができ、観光客に特に人気です。
 「鳴き声以外は全て食べ尽くす」といわれるほど、豚肉がよく食べられる沖縄。沖縄料理として有名な「ソーキそば」は、沖縄そばに豚の骨付きあばら肉をのせたもの。また、豚の内臓を使った「中身汁」はさっぱりとした味わいで、ぜひ味わってみたい一品です。
 市場は那覇市内の観光スポットの真ん中にあり、観光客で賑わう国際通りからも徒歩圏内です。新しく生まれ変わった市場で、沖縄の味覚を満喫するのはいかがでしょう。

市場に並ぶ新鮮でカラフルな魚

市場に並ぶ新鮮でカラフルな魚

沖縄ならではの青い風景に映えるハイビスカス

沖縄ならではの青い風景に映えるハイビスカス

沖縄 第一牧志公設市場

沖縄 第一牧志公設市場
所在地:〒900-0014沖縄県那覇市松尾2-10-1

※2023年6月1日現在の情報です。