今月のコラム
世界のにぎわい市場
No.13

　都心に近く、アクセスも良好な大洗。4月から6月まで潮干狩りが楽しめます。ビーチで遊んだ後、ぜひ訪れたいのが「大洗海鮮市場」です。市場には大洗沖、鹿島灘で水揚げされた新鮮な魚や貝がずらりと並んでいます。春はハマグリ、夏は岩ガキ、秋は戻り鰹、そして冬はアンコウなど、四季を通して大洗の名物が勢ぞろい。特にこの季節の「鹿島灘ハマグリ」は、夏に産卵期を迎えるため、春から初夏にかけて身もふくらみ、甘さが増して最高のおいしさになるとか。焼いても身がちぢまないところも人気のポイントです。
　市場に隣接した飲食店には、新鮮な魚介類をふんだんに使った各種どんぶりをはじめ、さまざまな調理法で魚が味わえる定食や鍋料理など、大洗ならではのメニューが用意されています。気軽に魚介を味わうなら浜焼きがおすすめ。ハマグリ、サザエ、ホタテ、イカなど、焼きたてが味わえます。飲食店で食事をすると、「お買い物10％OFF券」といううれしいプレゼントもあります。
　市場からクルマで20分ほどの「国営ひたち海浜公園」では、4月中旬から5月上旬までネモフィラの花が見頃です。公園内の丘一面が青く染まり、空と海の青と溶け合う風景は絶景です。

漁協の直売所なのでスーパーでは
見かけない魚にも出会える

森の妖精のようなブルーの花が
愛らしいネモフィラ