今月のコラム
世界のにぎわい市場
No.11

　JAからつ直営の直売所 「唐津うまかもん市場」 は、玄界灘でとれた海産物をはじめ、ブランド牛やブランド豚などの精肉、さらに唐津市と玄海町の野菜や果物などの農産物を販売しています。西九州自動車道・唐津インターチェンジの南約700メートルに位置するこの市場は、2010年4月のオープン以来多くの買い物客を集め、同種の施設では佐賀県内でも最大規模の売り場面積を誇っています。
　地元の生産者が持ち寄る多種多様の品々の中、注目は佐賀牛。佐賀牛は澄み切った空気と海風、穏やかな気候と熟練した肥育技術で育てられ、柔らかい赤身の中にきめ細かいサシが入った見事な霜降り肉です。全国に約150以上もある黒毛和種ブランド牛（銘柄牛）の中でも最上位クラスです。
　市場内の「よってかんね」は、地産地消をテーマに地域の旬な食材で“一番贅沢な料理”を提供するファーマーズレストラン。ここでは佐賀牛の焼肉や、唐津産の食材を中心にこだわったランチバイキングなどが楽しめます。
　市場を満喫した後は近隣の鏡山西展望台へ。曲がりくねった５キロの道のりは絶好のドライブコースとして親しまれています。展望台からは国の特別名勝「虹の松原」や唐津湾、そのかなたに壱岐の島影など、雄大な景色を望むことができます。

人で賑わう唐津うまかもん市場
（提供：唐津うまかもん市場）

鏡山展望台からの眺望